面白い!と思ったら、表現の手法にこだわらない

昨日で、2度目の個展“One”終了いたしました。
ご来店くださった皆さま、Vinsantoのスタッフの皆さま、ありがとうございました!

作品をご覧になった皆さまからは、

「難しいと思っていた、書道のイメージが変わった」
「自分の想像力・創造力が刺激された」
「バー空間に展示されている作品を見て、書道を身近に感じた」
「今の日本の住居より、海外の家の方がインテリアとして映えそう」

などなど、様々な感想をいただきました。

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しらはないろ・真白さんが撮影してくださいました。ありがとうございます!

創作では、「字を書く」という視点で「面白い!」と思ったものは積極的に取り入れていますが、
今回の個展では、筆ではないもので書いた作品、水墨画の手法を取り入れた作品などもあります。

例えば、こちら。

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【叶】

これは、100円ショップで購入したハケで書きました。◯(circle)と+(plus) 良いことしかない組み合わせ。◯を美しく、立体的に表現することを意識しました。

私は、この字を表現したいと思ったら、従来の書道の道具や表現手法に捉われずに様々な方法にチャレンジしています。

次回の個展はいつになるか未定ですが、「古典の臨書・練習」「レッスン」「創作」にかけるバランスが崩れてしまうと、私自身があっぷあっぷになってしまうので(笑)また、作品を直に見ていただける機会を作れたらと思っています。

それまでは、常に新しい表現の可能性を探りながらも、日々の鍛錬を続けてまいります。