私もその要素が非常に高めなので「類は友を呼んでいる」のだと思っているのですが、書工房しら珠のレッスンへいらしている生徒さんは、「何らかの沼」にどっぷりとハマっている方が多いです。

それが、モノであったり、スポーツ選手であったり、芸能人であったり、アイドルであったり、俳優さんであったり、ミュージシャンであったり…ジャンルは様々なのですが、「何かを(誰かを)とことん好きになる力」がとても高い方々。

「好き」という力はものすごいもので、「これがあるから頑張れる」というテッパンのようなものを皆さん結構お持ちになっていて、自分のテンションを上げるためのきっかけ作りが上手な方が多いような気がします。

書道のみならず、どの習い事もそうかもしれませんが、「自分がこうなりたい」というビジョンや目標が決まっているけど、そこに行くまでの過程を考えると、とてつもなく長い道のように思えて、ブルーなる…。

そんな気分になるのはとても分かります。苦手なものを克服するために教室に通っているのに、先生の手本や動きなどを見てしまうと、何だか出来る気が全然してこない…。目標設定が高くなりすぎて、どうやって一歩一歩克服したら良いか分からなくなる…でも上手になりたいし…と逡巡する訳です。

というモヤモヤを突破する方法はいくつかあると思うのですが、「好き」という想いを力に変えるべく、私は、市販されているペン字・筆ペン練習帳には絶対載っていない文例でお手本を作ることもしています。

だって、せっかく練習するからには、テンション上がるもの書きたいし、実践でも使いたいでしょ?

そのためには、私は、最高級の人参を全力でぶら下げます!
(=生徒さんのテンションが上がる、オリジナルのお手本をいくらでも書きます。の意。※但し、公序良俗に反しない範囲で)

ということで、実用書のレッスンでは、ご要望に応じて、好きな方のお名前や、ファンレターに使えそうな内容をお手本で書いたりもしています。

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このお手本は「行書」で書いています。
「行書」という言葉の響きは、書道を長い間やってきた人でないと耳なじみがないし、日常生活では書くことがないんじゃないか…と思うかもしれませんが、ちょっとしたメモ書きの時にもササッと使えて、意外とラク。

きへん(木)、のぎへん(禾)、さんずい(氵)、やまいだれ(疒)などは、日常でも意外と使うことが多いと思うのですが、形を覚えてササッと書けると時間短縮になるだけではなく、字が大人っぽく見えるので、覚えていて損はない書体です。

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生きた練習をすること、すぐに現場で使うことが、書道上達の秘訣の一つです。

あなたの気分が上がる、オリジナルのお手本で楽しく練習してみませんか?

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