3月の書道教室「書工房しら珠」レッスン開講日は、
10時~21時:8日(木)、15日(木)、29日(木)
18時~21時:5日(月)、7日(水)、12日(月)、14日(水)、19日(月)、26日(月) です。

上記以外の日程での受講を希望される方は、こちらからお問い合わせください。
只今体験レッスン受付中です(1回120分/2,000円)。

 

3月の「趣味・実用コース」「趣味・創作コース」の課題は、

「傳消寄息(消を伝え、息を寄す)」
意味:他人の消息を伝えるだけの情報屋みたいなことばかりして、一生をむなしく過ごすな

書道教室,手本,恵比寿,渋谷区,習字

中国・南宋時代の曹洞宗の僧侶、万松行秀が著した「従容録」に収められている言葉です。

あなたは、部下や同僚と仕事をしていて、こんな経験ありませんか?
「あの件はどうなった?」
「○○さんに聞いたところ、△△だそうです」
「…で、あなたはどうしたいの?」
「……」

(…伝書鳩みたいな仕事してんじゃないよっ!ゴルァ!)

仕事を前に推し進めようと思ったら、相手の考えを咀嚼しつつも、自分がどう思うかを相手に伝えることが大切。

周辺情報を集めたり、誰が何を言っているかを知ることも、もちろん大事ですが、
肉、玉ねぎ、人参、じゃがいもが揃っても、調理が出来なければ、いつになっても食べることは出来ない訳で。

カレーにしたいのか
ポトフにしたいのか
シチューにしたいのか

何を食べたいかという意思表示をした上で、相手の折り合いをつけながらメニューを決めて、調理に着手する。

責任を取りたくないという背景があるのだろうと思いつつも、どんな小さいことでも、一歩進んで決める勇気を持ちたいものです。(自分への戒めも込めて…。)

今月は、にんべん(亻)、さんずい(氵)など、日常生活でも良く使う基本的な部首が含まれています。
左側の「へん」と、右側の「つくり」が邪魔し合うことがないよう、「へん」の大きさを控えめに書くことがポイントです。

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