タイトルを見て、「仕事をなめとんのか、コラァァ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません(苦笑)
この考え方は、すべての人に当てはまるとは思っていないのですが、人によっては、仕事をするスタンスのひとつとして、結構重要なんじゃないかと最近思い始めました。
「ごっこ遊び」って、お医者さんごっこなら、医者と患者…というように、人それぞれの役割はありますが、例えば砂場で遊ぶ時は、目の前に砂やカップがあるくらいで、あとは、すべて「ある前提」で遊びを進めていきます。
道具は、無かったら無いなりに砂で他の何かを作ってみたり、無ければ「エア」で、ある前提でふるまうし、当然、砂場は病院じゃありませんから、病院にいるつもりで遊びは進みます。
基本「ごっこ遊び」は、何の制約も無く、何でも出来ます。
例えば、ワークショップやレッスン内容を組み立てる時に、思考が深まってくると、
「これがあったら、もっとこう出来るのに…。」
という状態に陥ることが出てきます。
「無いものを探す」は人間のクセなので、度々発動するのも仕方がないことなのですが、道具や場所など、条件の羅列になって、内容を組み立てている途中、堂々巡りになると、
「いや待て。これ全然楽しくない!」
という瞬間がやってきます。