タイトルを見て、「仕事をなめとんのか、コラァァ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません(苦笑)
この考え方は、すべての人に当てはまるとは思っていないのですが、人によっては、仕事をするスタンスのひとつとして、結構重要なんじゃないかと最近思い始めました。

「ごっこ遊び」って、お医者さんごっこなら、医者と患者…というように、人それぞれの役割はありますが、例えば砂場で遊ぶ時は、目の前に砂やカップがあるくらいで、あとは、すべて「ある前提」で遊びを進めていきます。

仕事に対する考え方,仕事術,フリーランス,自分らしく生きる

道具は、無かったら無いなりに砂で他の何かを作ってみたり、無ければ「エア」で、ある前提でふるまうし、当然、砂場は病院じゃありませんから、病院にいるつもりで遊びは進みます。

基本「ごっこ遊び」は、何の制約も無く、何でも出来ます。

例えば、ワークショップやレッスン内容を組み立てる時に、思考が深まってくると、

「これがあったら、もっとこう出来るのに…。」

という状態に陥ることが出てきます。

「無いものを探す」は人間のクセなので、度々発動するのも仕方がないことなのですが、道具や場所など、条件の羅列になって、内容を組み立てている途中、堂々巡りになると、

「いや待て。これ全然楽しくない!」

という瞬間がやってきます。

悪いクセが発動した時なぁと思った時に、私が良く思い出すのは「ごっこ遊び」。

・「あれやれたらいいなぁ…」を制限しない。妄想上等!
・モノや環境が無いなら無いなりに、無くても出来ることを考える
・遊びを存分に楽しむ心を忘れない
・眉間にシワを寄せない( 冗談ではなく、楽しくないことを考えている時は大体こうなってます…)

これらのことを思い出して、本来やりたいことから脱線しないようにしています。

今までの人生で経験してきた「思いグセ」というのは恐ろしいもので、どんなにプラスに書き換えても、悪いクセはひょっこり顔を出してくるもの。 なので、私は「ごっこ遊び」を思い出しながら、クセに修正をかける日々を送っています。

「ごっこ遊び」的な感覚で本気で考えた、楽しく且つ頭と心がスッキリするレッスンをご用意して、今日もお待ちしております。