台湾ひとり旅レポートその2です。
前回の、準備から桃園空港到着までの様子はこちらからご覧ください。
有名な観光地にも幾つか行きましたが、その辺りの詳しいレポートは他にも旅のブログが沢山あるので、そちらを参照していただくとして、基本的な移動・宿泊・食事について備忘録的な意味も含めて残しておこうと思います。
■移動編
交通手段は、地下鉄(MRT)、鉄道(台鉄、高鉄)、タクシー、バスがあり、どこに行くのにもアクセスしやすいので便利です。
移動は断然地下鉄がおすすめ。
台湾の地下鉄は、路線によって色分けされているので(路線図はこちら)、感覚的にどの線に乗れば良いか理解しやすいです。
「東京の鉄道を乗りこなすのが一番難しい」という話を良く聞きますが、本当にそうだと思います…。
バスは路線が多いので乗りこなせるか不安があったのですが、主要な観光地に行く時は、地下鉄の駅の改札を出ると、乗り場と路線番号の案内板が出ているので、迷うことなく安心して乗れました。
■故宮博物院(MRT・士林駅)
↑故宮博物院方面の改札を降りると、目の前に、現在地とバス乗り場が表示された看板が。
■九份(台湾鉄道・瑞芳駅)
↑瑞芳駅の改札を出て目の前にあった観光案内所で、バスの乗り場を教えてもらいました。
また、タクシーは料金が安いので良く乗りました。
2~3kmの移動で100元前後(約400円)なので、日本と比べると1/2~1/3位。
場所を伝える時は、有名な観光地の場所や住所を「漢字で書いたメモ」を渡せば概ね大丈夫。たまにGoogle Mapを見せたこともありましたが、外出時の持ち物にメモ帳とペンは必須です!
地下鉄、バスの移動は、日本のSuica・PASMO的な悠遊カード(Easy Card)を使いました。
タクシーは全車対応していませんでしたが、一部使えるタクシーも。
台湾鉄道に乗る時は、悠遊カードを使える場合・使えない場合があるようです(詳細はこちらの記事で)
<覚えておいた方が良い中国語>
車站 ⇒ 駅
月台 ⇒ プラットフォーム
售票処 ⇒ 切符売り場
■宿泊編
今回は一人旅ということもあり、UINN TRAVELというカプセルホテルに宿泊しました。
地下鉄の中正紀念堂駅(台北駅から2駅)から徒歩10分。
外観がかわいらしくて女性好み。
ロビーも清潔感があります。
そして、寝る場所が超スペイシー!
その他のスペックは、
・ロッカー付き(カードキーの鍵付き)
・タオル、歯ブラシセット支給
・宿泊者12名に対してユニットバスが4つ。お風呂の順番待ちが不要。しかも超キレイ!
・Wi-Fi完備
・滞在中、コーヒー&ジュース飲み放題
・コインランドリー完備
・無料の朝食付き(パン、ゆで卵などの軽食)
・チェックイン前後で、荷物を預かってもらえる
これで、1泊なんと約1,600円!
こちらの記事に画像や動画が沢山出ていますが、ゲストハウスとしては最高なんじゃないかと思います。また台湾へ一人旅することがあれば、ぜひ泊まりたいです。
■食事編
どこで何を食べるかを自由に決められるのは気楽なものの、種類が食べられないのが一人旅の辛さ。色々とチャレンジする前にお腹がいっぱいになってしまうのは、ちょっと寂しかったです。
小籠包を注文すると1度に8個~10個出てきます。ひとつひとつは小さいので意外とスルッと食べられるけど、あとは追加出来ても、青菜の炒め物的なものとか、簡単な一品料理的なものだったなぁ…。
鼎泰豊本店の小籠包は安定の美味しさ!
日本語メニューが無い屋台にも行きましたが、主食を決めて(麺系かご飯系か饅頭系か)、具材は漢字の見た目で「たぶん具はコレだろう…」と予想を立てながら注文していました。
松山駅近くの「饒河街夜市」で食事をした屋台。日本語メニュー無し。
字の雰囲気だけで頼んだ「麻油雞麺線」が絶品でした。
(鶏肉をゴマ油で炒めて煮込んだスープにそうめんが入ったもの)
■その他
街の至るところに「セブンイレブン」や「ファミリーマート」があり、ドラッグストアも点在しているので、何か足りないものがあった時には、すぐに購入できます。
商品のラインナップは日本とほぼ一緒。しかも日本のメーカーの商品が多いので、パッケージも見覚えがあるものばかり。
小林製薬の「熱さまシート」。見た目の雰囲気だけでも、あー、あの商品…と分かります。
日本のコンビニと違うのは、袋が別料金ということ。袋が欲しいと店員さんに伝えないともらえないので要注意です。
ほとんど準備なしで飛び込んだ台湾一人旅でしたが、観光も食も楽しめて充実した3日間でした。英語が出来るのに越したことはないですが、漢字も駆使しながら何とかコミュニケーションも取れるのも安心。東京からは飛行機で約3時間と、国内旅行と変わらないくらいに気軽に行ける場所なのでおすすめです。