「書く力」を育てる~私立・国立小中学校、インターナショナルスクールに通うお子さま向け 書道プライベートレッスン

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日本の小学校では、3年生から書写の授業がありますが、授業数が少ないために十分な学習が出来ず、書き初めの宿題に対応できないというお子さまが増えています。

また、インターナショナルスクールでは書道の授業がないため、海外で日本の文化として書道を紹介するときに、筆の持ち方が分からず対応できない、また、帰国して日本の小中学校に編入した時に授業について行けない、という声もいただきます。

しら珠書道教室では、学校の集団指導では行き届かない部分にも丁寧に寄り添い、より深く書道が学べる、私立・国立小中学校、インターナショナルスクールに通うお子さま向けのプライベートレッスンを実施しています。


書道の学びは、目に見える「字の上達」だけにとどまりません。

所作や文字に向き合う姿勢を通じて、集中力や粘り強さ、美しいものを感じ取る感性が育まれていきます。

「道」と名のつくものは、すぐに成果として現れるものではありませんが、継続して時間をかけたものは確かな土台となり、お子さまのこれからの学びや人間性を支えてくれるものになります。

また、ご家庭での学びをより深めたいというご要望にお応えし、親子での受講も可能です。

「初心者だが、親子と一緒に学んでみたい」という保護者さまの声にもお応えしておりますので、親子の対話や絆を育む場として、ぜひご活用ください。

詳細は、お問い合わせフォームまたはLINE公式アカウントからお問い合わせください。


■ 対象
・主に東京都内の私立・国立小中学校、インターナショナルスクールに通う小学生・中学生
・帰国子女
※親子・きょうだいでの受講も可能です

■ レッスン内容
・書道指導(毛筆・硬筆の基礎~応用)
・美しい文字を書くための姿勢・筆使い・所作
・表現力・集中力を高めるトレーニング
・日本語を学び直したい帰国子女のお子さま向けサポート
※書の文化や、文字を楽しく学ぶプログラムもご用意しております

■ こんなお子さま・ご家庭におすすめ
・学校で書道の授業数が少ないため、基礎から丁寧に学びたい
・日本語の文字に親しみを持ちたい
・自分の字に自信を持ちたい
・物事に取り組む集中力を高めたい
・帰国後の日本語環境への再適応を支援してほしい
・親子で日本文化を学ぶ時間を持ちたい
・家庭内で学びを共有し、対話を深めたい

■ 料金・時間
60分 12,000円/1回
90分 18,000円/1回
※同時間帯で、親子・きょうだいでの受講も可能です(1名追加ごとに5,000円)
※初回は体験レッスンとして、受講料を半額とさせていただいております
 体験レッスン時に、保護者様を交えて現状のヒアリングも行い、指導方針を決定します

■場所
しら珠書道教室またはご指定の場所(訪問の場合は交通費別途)
※訪問は、しら珠書道教室より1時間以内で訪問可能な場所に限らせていただいております

■ 指導実績のあるお子さまの在籍校(一部)
・慶應義塾幼稚舎・普通部(労作展の指導も行っています)
・学習院初等科
・青山学院初等部
・広尾学園中学校
・東京女学館小学校
・東京都市大学付属小学校
・各種インターナショナルスクール 他

世界一短いお経!?わずか42文字の  「延命十句観音経」を書いてみよう

4月からオンライン写経会を始めて以来、毎回多くの方にご参加くださっています。ありがとうございます。

オンライン写経会の様子はこちらで取り上げています。

ZOOMで写経会をやってみた~書道がオンラインの双方向型エンタメコンテンツになり得るか?~


この会ではいつも「般若心経」を書いていますが、時間にして1時間強。初心者の方が多い中で、皆さん集中して取り組んでいらっしゃいますが、文字数にして276文字。なかなか骨の折れる作業です。

でも、もし、こんなに書かなくても同じような効果がある!というものがあったら、どうでしょう?

実は写経の世界でもあります。

それが、これからご紹介する「延命十句観音経」です。

何か、ダイエット企画の「〇〇するだけで痩せる!」とか、テレビショッピングの「なんと、従来の製品よりもお得な!…」とか言っているようだ…。

実際に書いてみました↓

テンポ良く行けば、10分程度で書けます。

霊元天皇が、比叡山の僧侶・霊空に「最も霊験あらたかな経典を探せ」と命じて探させた結果、辿り着いたのが「十句観音経」と言われています。

このお経を広めたのは、江戸時代の有名な禅僧・白隠。

・病気が治った
・死を免れた
・蘇生した
・霊障を免れた
・人生の災難を逃れた

という実例を挙げて、延命十句観音経を唱えることを推奨し、一気に人気が高まりました。(「十句観音経」に「延命」と付けたのも白隠と言われています)

【読み方】
観世音(かんぜーおん)
南無佛(なーむーぶつ)
与佛有因(よーぶつうーいん)
与佛有縁(よーぶつうーえん)
佛法僧縁(ぶっぽうそうえん)
常楽我浄(じょうらくがーじょう)
朝念観世音(ちょうねんかんぜーおん)
暮念観世音(ぼーねんかんぜーおん)
念念従心起(ねんねんじゅうしんきー)
念念不離心(ねんねんふーりーしん)

【口語訳】
観音様。私は観音様に帰依いたします。
私は仏様とともにある因やご縁で生かされています。
仏法僧の三宝ともご縁で結ばれています。
常に楽しく浄らかなる悟りの境地を与えてくださいます。
私は朝な夕なに観世音菩薩を念じます。
その一念一念は、私の心の中から現れ、
私の心が観世音菩薩から離れることはありません。

十句観音経は、

中国・東魏の時代、無実の罪を着せられていた孫敬徳が、
処刑前夜、夢にお坊さんに「十句観音経を1000回唱えなさい」と言われ、
「私はそのお経を知りません」と答えると、お坊さんが自らお経を唱えてくれた。
彼は言われた通りに、十句観音経を1000回唱えたところ、奇跡が起こり処刑を免れた。

という言い伝えから、延命十句観音経は「1000回唱えると願いが叶う」とも言われ、現在も、日常の読経や写経などに用いられ、多くの人に親しまれています。

「延命十句観音経」については色んな解説本が出ていますので、ぜひ参考になさってみてください。

実際にご自宅で書いてみたい方向けに、延命十句観音経の写経用紙も販売されています。

般若心経に対して、延命十句観音経は、なぞり書きのお手本も少ないようなので、筆ペン・ペン字用で近々作るかもしれません。