【しら珠書道教室】1月の開講日・課題のお知らせ
2021.12.13
1月の書道教室の開講日を更新しました。
カレンダーの緑色の部分が開講日です。
レッスンのご予約は、ご希望の日時を明記の上、こちらのお問い合わせフォームからお願いいたします。
体験レッスンは、毛筆:1回120分 2,000円で、ペン字・筆ペン:1回60分 1,500円で承っております。
※教室レッスンの代替措置として、オンラインレッスン・郵送添削も承っておりますので、詳細はお問い合わせください。
1月の毛筆コースの課題は、
優游涵泳(ゆうゆうかんえい)
意味:ゆったりと心のままに、学問や芸術を深く味わう
「優游」は、ゆったりしていること、 「涵泳」は、水に浸って泳ぐという意味から転じて、物事に浸って味わうことを意味します。
「優游涵泳」という言葉は、朱子が「論語」を新しい理論で解釈した「論語集注」に掲載されており、
論語「子曰、吾十有五而志乎學、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而從心所欲、不踰矩。」の最後の部分、「七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰(こ)えず」に対して、朱子が「優游涵泳すべく、等を躐(こ)えて進む可(べ)からず」と説明を加えた言葉が元になっています。
「七十にして~」は、心の欲するままに行動しても道理をはずれることはない、と直訳されますが、心赴くままに、学問や芸術を味わう時間や、生活に奥行きを与える価値ある体験は、年代問わず大事にしたいものです。
表向きには水に浸って優雅に泳いでいるように見えて、水面下では足をじたばたしながらもがく日もあるかもしれませんが、焦らず、無理せず、2022年も自分のぺースでゆったりと書道を楽しみましょう。
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