昨春から、書道のはな*みちで添削指導をさせていただいていますが、今月で添削人数が500名を超えました。

ペン字,書道教室

指導で感じたのは、ペン字の世界でも『ペンは剣よりも強し』。字で、人に良くも悪くも影響を与えることは、ビックリするくらい簡単です。

実際、1日あたりの添削件数が一緒でも、その日によってカラダに与える影響が著しく違います。ダメージがあった日は、添削後の福利厚生のビールが進みがち(苦笑)

「あー、この人は研修でやらされているんだろうなぁ」という投げやりの字
「とりあえず枠を埋めておけばいいんでしょ?」というやっつけの字

活字そっくりの書きぶりで、緊張感を与えてしまう字
形が多少整っていなくても、上達したいという心構えが見える字
「もっとこっちにおいで!」と声をかけたくなるほど、慎ましく控えめな字

毎回、筆跡を見ながら、皆さん、どんな心構えで課題に臨んだのだろう…と、書いたその人に思いを馳せます。
字の形よりも、気持ちに反応している部分がかなり大きいんです。

そんな、驚きと感動の連続の添削ですが、マナーとして、相手に心地良さを与えられる字を書ける人がもっと増えるように、これからも指導に精進いたします(^_^)