【筆ペン1dayレッスン】名前を書くのは誰のため?

会社・役所に提出する書類やご祝儀袋など…自分の名前はほとんどの場合「誰かのために書くもの」だからこそ、お名前を書く行為は、誰もが「ないがしろに出来ないもの」「失礼があってはいけないもの」「だからこそ、ちゃんと書かなきゃダメな気がする」と思っているんですよね。

こちらは、先日の筆ペン1dayレッスンの様子。皆さん真剣そのものです。

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↑筆慣らしのグルグル、ジグザグも美しい!

 

全90分「筆ペン1dayレッスン」は、おおよそ以下のような流れで進行します。

10分 お手本なしでお名前を書く

20分 美しく字を書くためのコツを伝授(自分が書いた字をじっくりと見ながら、理論を頭に叩き込みます)

10分 休憩

20分 筆ペンで筆慣らし(太さが自由に操れるように、筆の動かし方・筆圧のかけ方を学びます)

20分 お手本をお渡しし、数回お名前を書く練習

10分 のし袋に清書して完成!

90分間ずーっとひたすらお名前を書いている訳ではないのです。
書くことの繰り返しで、美しい文字を身体に染み込ませることもとても大切ですが、理論をしっかりと入れることで、練習時間を短縮することが出来ます。
野球やテニスの素振りでも、

「闇雲に100回振るよりも、正しいフォームを覚えて1回振った方が確実に身につく」

と言われています。回数をただこなせば良いということはありません。
筆ペン1dayレッスンでも、お名前は10回も書きませんが、理論をしっかりとインプットしていれば、必ず結果は出ます。

 

今回のレッスン後は、

・苦手だと思っていた字が美しく書けて、名前を書くのが好きになりました
・余白を意識するだけで、字の印象がグッと大人っぽくなることに驚きました
・ちょっとしたコツをつかんだだけで、スイスイ書けてビックリ!

などの感想をいただきました。ありがとうございます。
自分の名前を満足に書けた時の、生徒さんの晴れやかな表情、自信にみなぎった眼差しが印象的でした。

 

名前をキレイに書けるようになりたい!
ペン字の練習に本格的に取り組みたい!
というあなたは、90分で必ず結果が出る「ペン字・筆ペン1dayレッスン」からどうぞ。受講を希望される方はこちらまで。
毎月更新している開講日からご希望の日時をご連絡ください。なお、土日祝日ご希望の方も、スケジュール調整出来次第承ります。

レッスンの詳細はこちらをご覧ください↓

書道教室〜ペン字・筆ペン1DAYレッスン〜

ピエール・アレシンスキー展に行ってきました

今日は、渋谷のBunkamura museumで行われている、ベルギー現代画家、ピエール・アレシンスキー展へ行ってきました。

89歳にして現役。線一本一本、鮮やかな色づかいからあふれる躍動感たるや!
新しさと同時に、人間の「かく」行為(描く、搔く、書く)の原始的なイメージを想起させたり、日本の書道の影響を受け、「字」に対する尊敬の念も感じる作品が多かったです。

また、彼が監督したドキュメンタリー映画「日本の書(1957年公開)」は、昔の品のある筆文字看板の数々、若かりし頃の篠田桃紅など前衛書家の創作風景が盛りだくさん。

特に書道関係者の皆さまは胸躍る映像の数々…私はかじりつきで3回見ました(^_^;)

帰りはベルギーワッフルで一休み(^_^)

芸術の秋(´ー`)