5月1日から施行される新元号「令和」。
近年は、公的書類などでも西暦表記が徐々に増えているとは言え、和暦表記が根強く残っているのも事実。
ここでいち早く「令和」の美しい書き方を覚えておきましょう。
ペン字で横書きにするとこういうイメージになります↓
<令>
・左右のはらいは、のびのびと書きましょう。
(ひし形の上の線二本を書くイメージで)
・左はらいよりも右はらいを少し長めにした方が字が安定します。
・右はらいは、最後にはらう前に「一旦休む」のがポイントです。
・「人」の中に書く「、」+「マ」は、コンパクトに書きましょう。
ちなみに、4月1日の新元号発表時に菅官房長官が掲げていた筆書の「令」は(「一」+「卩」)と書いていましたが、通常の手書きの場合、(「、」+「マ」)で書かれることが多いです。
私は書き慣れている(「、」+「マ」)で書きましたが、(「一」+「卩」)でも問題ありません↓
これは、どちらかが正しくてどちらかが間違っているということはありません。字体表現の許容範囲に関する詳細は、文化庁のサイトをご参照ください。
<和>
・のぎへん(禾)の縦線を書く位置は、少し中心に寄せて、
横画の2:1になるようにしましょう。
・のぎへん(禾)の右端は揃えましょう。
・「口」は、のぎへんの横画の少し下に、口の上の横画が来るように。
字形は横長になるように書きましょう。
・「口」の縦画は、下に向かって少しすぼめるのがポイント。
・「口」の1画目は少し下を出す、3画目は少し右を出して書き終わると、
スタイルが良くなります。
いかがでしたか?
新元号スタートにあたって、ぜひ参考になさってみてください。
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