明日、12月12日は「今年の漢字」が清水寺で発表される日ということで、私も予想してみました。
いかがでしょうか?
今年は、大雨や地震など、度重なる災害の連続で、自然の猛威を目の当たりにする年でした。
ちなみに、昨年の予想はこちらでした↓
これもいい線行ってたと思うんだけどなぁ…。
果たして、今年の漢字はいかに?
明日、12月12日は「今年の漢字」が清水寺で発表される日ということで、私も予想してみました。
いかがでしょうか?
今年は、大雨や地震など、度重なる災害の連続で、自然の猛威を目の当たりにする年でした。
ちなみに、昨年の予想はこちらでした↓
これもいい線行ってたと思うんだけどなぁ…。
果たして、今年の漢字はいかに?
当教室の趣味・実用コースでは『ひらがな』に取り組んでいる生徒さんが非常に多いです。
文章を書くときに、ひらがなは文章全体の7割程度を占めるとも言われています。…ということは、漢字が多少アレでも、ひらがなをマスターすれば、手紙や文書全体の見た目が格段にアップするのです。
生徒さんは毎回、半紙に『いろはにほへと…』を小筆で練習して字形を把握し、形を覚えたら、連綿線(れんめんせん)が入った続け字を書く練習をします。
連綿線とは、文字と文字を結ぶ線のこと。
最近では、中谷美紀さんの結婚報告の達筆ぶりが話題になりましたが、あの文章で多く使われているのが連綿線。冒頭の『謹んで』の『ん』と『で』が繋がっていますよね?これが連綿線です。
本題に戻って…。
先日のレッスンで「ひ」を書くとどうしても縦長にベローンと伸びてしまうという生徒さんが、
「私が『ひ』を上手く書けないのは、小さい頃『ひょうきん族』を見すぎたせいだと思うんです!」
と真顔で言い出しました。
こちらが生徒さんが書いた『ひ』↓
私も「オレたちひょうきん族」は毎週見ていました。当時、我が地元岩手県には民放が2チャンネルしかなく、1週遅れの土曜日夕方に放送してたっけ。(だから「8時だヨ!全員集合」との裏番組かぶりが無かった!)
タケちゃんマンとか、ブラックデビルとか、アダモチャンとか、ホタテのロックンロールとか懐かしい…。
番組ロゴも、フジテレビらしいポップな書体で、たしかに、特に強調された『ひ』が印象的でした。
…にしても。さすがに「そんなことはないでしょ!」と思いながらも、ネットに出ていた番組ロゴ画像を模写して…。
本当に似ているのか検証してみました。
「ほんまや!」と明石家さんま風に言いたいところだけど、そこまでは行かないか…。
生徒さんが書いた『ひ』と、番組ロゴの『ひ』は、左右対称感はあるものの、どちらも下にベローンと伸びていて、確かに生徒さんがひょうきん族のせいにするのも分からなくもない。
ひょうきん族の『ひ』になってしまうのは、下の部分がボテッとしてしまうのが原因。
ポイントは、下に向かってふくらむように書いて、一番下で一旦休む。
その後は上に跳ね上げるように早めにペンを動かしてあげると、形が上手くまとまります。
私が思う『ひ』の見た目は、バナナの皮をむいて逆さにしたイメージです。
シュッとした『ひ』を目指して頑張りましょう!
苦手なひらがなを強化できます!日常生活に役立つ「趣味・実用コース」はこちら↓
ペン字実用コースの課題は、季節にまつわる言葉や時候の挨拶を中心に。
12月は「イルミネーション」「除夜の鐘」など、クリスマスや年の瀬にふさわしい言葉を集めました。
挨拶文からも年末の慌しさを感じます。
毎回、課題の中からバランスを取りにくい漢字を8個ピックアップ。
ほとんどは小学校で習う漢字で、他の字にも応用が利くものが多いので、ここで字形のバランスを強化して、更なる美文字を目指していきましょう。
最新のレッスン開講日はこちらをご参照ください↓
2018年12月度の毛筆「趣味・実用コース」「趣味・創作コース」の課題は、
歳寒松柏(さいかんのしょうはく)
意味:逆境にあっても志を持ち続ける/困難な時こそ人の値打ちが分かる
字だけを見ると、少し年末の雰囲気も漂っていますが、「歳寒」は冬の寒い季節のことで、転じて逆境や困難な出来事の例え、「松柏」は常緑樹の代表でもある松と柏、寒い季節でも緑色の葉をつけていることから、変わらぬものの例えとして漢詩で良く使われる言葉です。
「歳寒松柏」は、困難な時こそ、人としての真価が問われたり、物や人の値打ちが分かるという意味。
何らかの問題が自分の身に起きたとき、困難に負けない力を蓄えること、「何とかなる!」と腹をくくって踏ん張ること、たまには「こりゃ仕方がない!」と手放してしまうことがあったとしても、それが自分を信じて行動したことであれば、何らかの形で結果はついてきます。
「お天道様が見ている」という言葉を今ではあまり聞かなくなりましたが、周りの誰かはそんなあなたの行動を見ています。外面だけ良い行動をしていれば底の浅さを見抜かれるし、信念にもとづいた行動だと分かれば、意外な形で手を差し伸べられることだってあるかもしれません。
最新のレッスン開講日はこちらをご参照ください。
台湾ひとり旅レポートその2です。
前回の、準備から桃園空港到着までの様子はこちらからご覧ください。
有名な観光地にも幾つか行きましたが、その辺りの詳しいレポートは他にも旅のブログが沢山あるので、そちらを参照していただくとして、基本的な移動・宿泊・食事について備忘録的な意味も含めて残しておこうと思います。
交通手段は、地下鉄(MRT)、鉄道(台鉄、高鉄)、タクシー、バスがあり、どこに行くのにもアクセスしやすいので便利です。
移動は断然地下鉄がおすすめ。
台湾の地下鉄は、路線によって色分けされているので(路線図はこちら)、感覚的にどの線に乗れば良いか理解しやすいです。
「東京の鉄道を乗りこなすのが一番難しい」という話を良く聞きますが、本当にそうだと思います…。
バスは路線が多いので乗りこなせるか不安があったのですが、主要な観光地に行く時は、地下鉄の駅の改札を出ると、乗り場と路線番号の案内板が出ているので、迷うことなく安心して乗れました。
■故宮博物院(MRT・士林駅)
↑故宮博物院方面の改札を降りると、目の前に、現在地とバス乗り場が表示された看板が。
■九份(台湾鉄道・瑞芳駅)
↑瑞芳駅の改札を出て目の前にあった観光案内所で、バスの乗り場を教えてもらいました。
また、タクシーは料金が安いので良く乗りました。
2~3kmの移動で100元前後(約400円)なので、日本と比べると1/2~1/3位。
場所を伝える時は、有名な観光地の場所や住所を「漢字で書いたメモ」を渡せば概ね大丈夫。たまにGoogle Mapを見せたこともありましたが、外出時の持ち物にメモ帳とペンは必須です!
地下鉄、バスの移動は、日本のSuica・PASMO的な悠遊カード(Easy Card)を使いました。
タクシーは全車対応していませんでしたが、一部使えるタクシーも。
台湾鉄道に乗る時は、悠遊カードを使える場合・使えない場合があるようです(詳細はこちらの記事で)
<覚えておいた方が良い中国語>
車站 ⇒ 駅
月台 ⇒ プラットフォーム
售票処 ⇒ 切符売り場
今回は一人旅ということもあり、UINN TRAVELというカプセルホテルに宿泊しました。
地下鉄の中正紀念堂駅(台北駅から2駅)から徒歩10分。
外観がかわいらしくて女性好み。
ロビーも清潔感があります。
そして、寝る場所が超スペイシー!
その他のスペックは、
・ロッカー付き(カードキーの鍵付き)
・タオル、歯ブラシセット支給
・宿泊者12名に対してユニットバスが4つ。お風呂の順番待ちが不要。しかも超キレイ!
・Wi-Fi完備
・滞在中、コーヒー&ジュース飲み放題
・コインランドリー完備
・無料の朝食付き(パン、ゆで卵などの軽食)
・チェックイン前後で、荷物を預かってもらえる
これで、1泊なんと約1,600円!
こちらの記事に画像や動画が沢山出ていますが、ゲストハウスとしては最高なんじゃないかと思います。また台湾へ一人旅することがあれば、ぜひ泊まりたいです。
どこで何を食べるかを自由に決められるのは気楽なものの、種類が食べられないのが一人旅の辛さ。色々とチャレンジする前にお腹がいっぱいになってしまうのは、ちょっと寂しかったです。
小籠包を注文すると1度に8個~10個出てきます。ひとつひとつは小さいので意外とスルッと食べられるけど、あとは追加出来ても、青菜の炒め物的なものとか、簡単な一品料理的なものだったなぁ…。
鼎泰豊本店の小籠包は安定の美味しさ!
日本語メニューが無い屋台にも行きましたが、主食を決めて(麺系かご飯系か饅頭系か)、具材は漢字の見た目で「たぶん具はコレだろう…」と予想を立てながら注文していました。
松山駅近くの「饒河街夜市」で食事をした屋台。日本語メニュー無し。
字の雰囲気だけで頼んだ「麻油雞麺線」が絶品でした。
(鶏肉をゴマ油で炒めて煮込んだスープにそうめんが入ったもの)
街の至るところに「セブンイレブン」や「ファミリーマート」があり、ドラッグストアも点在しているので、何か足りないものがあった時には、すぐに購入できます。
商品のラインナップは日本とほぼ一緒。しかも日本のメーカーの商品が多いので、パッケージも見覚えがあるものばかり。
小林製薬の「熱さまシート」。見た目の雰囲気だけでも、あー、あの商品…と分かります。
日本のコンビニと違うのは、袋が別料金ということ。袋が欲しいと店員さんに伝えないともらえないので要注意です。
ほとんど準備なしで飛び込んだ台湾一人旅でしたが、観光も食も楽しめて充実した3日間でした。英語が出来るのに越したことはないですが、漢字も駆使しながら何とかコミュニケーションも取れるのも安心。東京からは飛行機で約3時間と、国内旅行と変わらないくらいに気軽に行ける場所なのでおすすめです。
先日、台湾に行ってきました。
海外ひとり旅は今回が3回目ですが、
1回目 バルセロナ ⇒ 旅の記録はこちら
2回目 ニューヨーク ⇒ 旅の記録はこちら(その1、その2)
いずれも書道と直結する具体的な理由があったので、今回の台湾旅も「仕事?」と多くの人に言われましたが、全くそんなことはありません。結果的には、文字の血が騒ぎっぱなしだったので、書道と直結していた気もしますが。
今回台湾行きを決めてチケットと宿を確保したのは、出発の3週間前でした。
10月上旬にふと手帳を開けたら、
「11/1~11/4の午前までぽっかり空いている!(というか調整したら空けられる!)」
ことに気づき、私にしては珍しく「この期間にどこか行きたいなぁ…」と、ぼんやり思ったのが事の始まり。
個展の準備でわちゃわちゃした最中で、気分がナチュラルハイ状態だったこともあり、温泉で「何もせずゆったりのんびり」というよりは、普段と全く違う環境で少々自分に負荷をかけつつ「わちゃわちゃした空気感のままアクティブに動き回りたい」気分だったのが、台湾を選んだ理由です。
とは言え、個展の準備で手いっぱいすぎて、本当に準備を始めたのは、出発前日(正確に言うと、出発の8時間前)というありさま。
準備でバタバタするのは決しておすすめできるものではありませんが、「一夜漬けの準備でも、これさえやっておけば何とかなる!」という項目を、時系列順に挙げて行きます。
航空券を確保。エクスペディアで検索して、一番長く滞在できる組み合わせを。
行き:4:50 羽田空港発 ⇒ 7:55 桃園空港着(タイガーエア)
帰り:2:00 桃園空港発 ⇒ 6:10 成田空港着(ジェットスター)
金額:往復で約33,000円
というなかなかトリッキーな時間&組み合わせですが、ライブの地方遠征の高速バス移動みたいなものだから、深夜でも何とかなるだろう…という安易な判断です。もっと早く予約していれば、もっとお得に行けたと思います。
宿は、エクスペディアの評価が高かった「UINN TRAVEL HOSTEL」 というドミトリーを2泊分確保。1泊あたり約1,600円…安い!
周囲の人数名にぼんやりと「再来週台湾行きます!」と伝えたところ、行ったことがある人多数。ありがたいことに、おすすめの場所を教えていただいたり、観光本をお借りしたりすることができました。ここでいただいた情報が本当に役に立ちました。
…でも、個展の準備でそれどころじゃなかったので、とりあえず放置…。
本当に全く準備に手をつけないまま前日を迎えることに。前日は夜までレッスンがあったので、レッスン終了後に、超特急で荷造り開始。とは言え、準備したのは、
・パスポート
・お金(日本円)
・着替え
・アメニティ類(洗面道具、化粧品、タオル)
・メモ帳
・ペン
・ウェットティッシュ
・おみやげを入れる折りたたみ式の大きいトートバッグ
くらいなので、あっという間に終了。リュック1つに余裕で収まりました。
Wi-Fiを借りようと「イモトのWi-Fi」をネットで検索。
機器は、羽田空港国際線の3階出発ロビーで借りられること、羽田で借りて成田で返却も可能なことを確認。
念のため「海外旅行保険」に加入。
ネットで探して、損保ジャパン日本興亜の「新・海外旅行保険【off!】」へ。
料金は台湾4日間で1,590円。クレジットカード決済で申込み。
予約後に来たメールに添付してあったPDFの控えをプリントアウトする。
羽田空港へ出発。京急で羽田空港国際線ターミナル駅へ向かう。
羽田空港国際線ターミナル駅到着。
Wi-Fiを確保するために「イモトのWi-Fi」の窓口へ。
現地でほぼ繋ぎっぱなしを想定して、ギガ大容量プランに。4日間で6,800円ほど。
深夜の時間帯の申込みだからか、当日申込みだからか、理由は不明ですが、決済はクレジットカードのみでした。
これから出発までの時間が予習のチャンス。国際線ターミナルの4階のカフェにこもります。
ここで、やっと基本的な台湾のルールを把握。
・台湾の元は、ざっくり「日本円×4」で換算する
・時差は1時間(台湾が -1時間)
・トイレの紙は流さずにゴミ箱へ
・地下鉄やバスでの飲食は一切NG
・歩きタバコはNG
その後、Google Mapで、空港、最寄駅、宿、気になる場所をひたすら「行きたい場所」登録し、位置関係をじっくり見ながら、何となく3日間をどう過ごすかプランを決めました。(とは言え、ここで決めたものの実際にはかなり予定変更してます。)
絶対に行こうと思っていたのは、
・故宮博物院
・九份
・龍山寺
・霞海城隍廟
・鼎泰豊 本店(小籠包を食べる)
あとは、友人知人がおすすめしてくれたお店を4~5店と、夕食は夜市で食べようと思っていたので、めぼしい夜市を3~4件ピックアップしました。
何となくプランが決まったような気がしたので、タイガーエアのカウンターで搭乗手続きを行ない、セキュリティチェック→出国手続きを早々に済ませました。
深夜なので当たり前なのですが、出発ゲートに向かう道もガラガラ…。
ほとんどのお店は閉まっていましたが、お茶・軽食ができるフードコートは空いてました。
搭乗までまだまだ時間があるので、ゲートの入口近くで1時間半ほど仮眠。
行ってきます!
無事に桃園空港に到着!
この後、桃園空港から台北捷運のMRTに乗って台北駅まで移動しますが、その前にやったことは2つ。
・両替
入国審査を終えた場所のすぐ近くにあった、台湾銀行のカウンターで両替。
レートが圧倒的に台湾の方が良かったので、両替は台湾でするのがおすすめです。
・悠遊カード(Easy Card)を購入
日本のSuicaやPASMOのようなカード。地下鉄やバスの移動、タクシーの支払い、コンビニの支払いに使えるので本当に便利です。
台北捷運MRTの桃園空港駅のカウンターで購入。「I would like to buy Easy Card.」と話して、日本人だと伝えると、日本語の説明書を見せてもらえます。
デポジットとして100元支払った後、券売機で1000元チャージしましたが、丸3日滞在では十分な額でした。
だいぶバタバタな準備でしたが、それでも十分に楽しい旅ができました。この後の旅の様子は、また追々。
いよいよ今週末に迫ってまいりました個展「メトキヤ」。
額装の作品はほぼ準備できましたが、量り売り作品はまだ絶賛書いてます。
量り売り作品は、1cm2あたり10円で販売します。(ポストカードサイズの場合、15cm×10cm×10円=1,500円、※10円単位の端数が出た場合は切り捨て)
2015年の大崎、昨年の恵比寿の個展では、友人知人をはじめ、SNSで作品を見たという方など、多くの方が来てくださいました。
今回3回目の個展。
今までと大きく異なることが5つあります。
・会場の広さが4畳弱
・会場にバックヤードなし
・撤収はメトキワンオペ
以下、個展とは直接関係ありませんが、
・ゆる糖質制限中なので「甘ーい生活」が続くとキケン
・個展後、ちょっと旅に出る
という状況です。
今までの個展では、お花やお菓子などを持ってきてくださる方も多くいらっしゃったのですが、今回は、
・スペースの都合
・スケジュールの都合
・カロリーを上手く消費できない、燃費の良いプリウスのような私の身体的問題(!)
もあり、本当に手ぶらで気軽に身軽にいらしていただければと。
大切な時間と交通費を割いて会場に足を運んでいただけることが、何よりも嬉しいです。
もし、それでも何かしたい…と思ってくださることがあれば、
感想をシェアしていただけると嬉しいです。
「メトキヤ」会場内の作品撮影はOKしておりますので、写真込みでのSNSへの書き込みやシェアも大歓迎です。
目時白珠の各種アカウントはこちらです↓
もし、社会的立場上SNSでつぶやけないとか、目時と知り合いなのが公にバレたらマズい…等の諸事情があれば、家族でも、友人知人でも、大切なペットでも、身近な誰かに感想を一言。
それも恥ずかしいようでしたら、本人にこそっと感想をいただけると、全ワタシが喜びます。
また、会場のDesign Festa Gallery は、アパートを改装したギャラリーなので、1フロアに複数の小部屋があり、それぞれで別の展示を行っています。
イラストや写真、アクセサリーの展示もしている場所もあるようなので、ほかのお部屋もぜひお楽しみください。
「メトキヤ」を開催する WEST 1-Cの真横にはカフェがあり、
美味しいフードやドリンクも充実。只今台湾フェアを開催中なので、お食事を兼ねていらっしゃるのもオススメです。
そして、今回物販をします。
今回は、トートバッグと缶バッチを販売します。もしお気に召したら、手に取っていただけると、これまたメトキカンゲキ。
また、来年のカレンダーへお好きな言葉を揮毫したり、
作品の量り売りもしますし、展示している作品も全て販売します(作品の価格は会場にすべて掲示しております)。
…と、長々と書いてしまいましたが、小難しいことは考えずにフラッと遊びにいらしてください!
ご来場をお待ちしております。
目時 白珠 3rd exhibition 「メトキヤ」
会期:2018年10月26日(金)~29日(月)
時間:11:00~20:00(初日は13:00~/最終日は18:00まで)
会場:DESIGN FESTA GALLERY WEST 1-C
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-18(JR原宿駅より徒歩9分/東京メトロ明治神宮前駅より徒歩5分)
そもそも、石田ゆり子さんのようになりたいと思っている女性が(それが顔であっても文字であっても何であっても)、語尾に「なりてぇぇぇ」とかつけてしまう時点で、まぁ、逆立ちしてもなれない訳ですが。
先日、電車の中吊りで見かけた、石田ゆり子さんのキリンFIREの広告。
https://www.kirin.co.jp/products/softdrink/fire/
私は、FIREのキャッチコピー「ありがとう、おつかれさまっ。」の手書きの文字に嫉妬しました。
実際に石田さんが書かれたものかは分かりませんが、本当に書かれたものだとしても「あぁ、そうなんだろうなぁ…」と思わせる優しさと温かみのある字。
サラッと書かれたように見える字には、ほっと一息つける親しみやすさもあって、例えばこの字で「ありがとう、おつかれさまっ。」なんてメモが残ってたら、そりゃあ言われた方はイチコロ肩の荷もスッと下りるんだろうなぁ…という感じがしっかりと出ています。
いや、あの石田ゆり子に「ありがとう、おつかれさまっ。」って言われたら、字なんて関係なくてもホワッとしてニコッとしてデレっとしてニヤッとして肩の荷を下ろすか…(私が男性だったらきっとそうだと思う。)でも、それに字の癒しのイメージが加わったら最強じゃないですか!
あぁ、どうすればこの雰囲気を出せるんだ…と思って、まずは、いわゆるペン字のお手本風に「ありがとう、おつかれさまっ!」を書いてみました。
どうでしょう?ほっこりしますか?
自分で書いてて言うのも何ですが、あまりほっこりしないかも(苦笑)何というか…家に帰っても背筋が伸びているイメージ!?
何より、本来「おつかれさまっ。」の「っ。」に、文章のPOPさというか緩さを出しているはずなのに、ビシッとした字で書いているために、その緩さをも少し消してしまっている可能性が…。
自分が講師をしていて言うのもアレですが、何でもかんでもペン字のお手本のようにビシッとした字を書く必要はないと思っています。ただ、字の雰囲気を「いい感じ」にまとめるためには、字形を把握する、字粒(字の大きさ)を揃えるなどのコツは覚えておきたいところ。
最近、広告で「手書きのキャッチコピー」を多くみかけるようになりましたが、商品に親しみやすさ・身近な雰囲気を持たせるには良い手法とされています。会社で付箋に書くメモや、友人へ何かを送る時に添えるちょっとした手書きの文章などが、相手との距離を縮めるきっかけになるのもそのためです。やっぱり手書きは大事!
ということで再度「ありがとう、おつかれさまっ。」にチャレンジ。
こんな感じかなぁ…。字だけでも少しゆり子に近づいたか…。
このような雰囲気の字に書く時も、結局は、字としての統一感やまとまり、余白の取り方などが重要になってくるので、ペン字のレッスンはやはりおすすめです↓
モンスターハンターというゲームをご存じでしょうか?
カプコンから発売されている、雄大な自然の中でモンスターを討伐するアクションゲームシリーズで、オンライン接続することで最大4人のチームを組んでモンスターに立ち向かうこともできる・・・というゲームです。
会社員だった頃、社内でモンハンが流行していて、私も、PSPを片手に会社の同僚とチームを組み、お昼休みや仕事の後に度々狩りに出かけていました(狩りに出る=モンハンのゲームをすること)。
ゲームはとても楽しかったのですが、最大の欠点が、そもそも私のゲームスキルが異常に低かったのと、何をどうしたら強くなるのかあまり把握してなかったこと。
音ゲーやリズムゲーは比較的得意なので、感覚的に操作の仕方が分かったりするのですが、RPGやアクションゲームは、地図が覚えられないとか、自分がどこにいるか分からなくなるとか、「あんた、そこから?」というレベルの致命的なセンスの無さでした。でも「なんか楽しそう!」という雰囲気だけで遊んでたのだけど…。
そんな状況だったので、チームで戦う時は、私の戦力はゼロというよりは、足手まといになるためむしろマイナスになるという有様。よって、モンスターが現れた時は、私は基本狩りの場にいることはなく、
「目時さん、隣のフィールドで薬草取ってていいですよ♪」と言われ、
他のメンバーがモンスターの討伐を終えて、
「目時さん、終わったんで肉取りに来てください!」という声を聞くと、有難く報酬の肉の塊をいただく。
その時は「やった!アイテム増えた!」と嬉しい気分になるのですが、それが続くと、やはり少し後ろめたさが出てくるのです。
それも当然。結局は自分の努力ではなく、周囲の人のお膳立てによって引き上げてもらった場所だから。
基礎がない状態で外に放り出されて何も出来ずに立ち尽くし、いきなり上級アイテムをゲットしたところで、自分のレベルが追いついていなければ全く使いこなせない。当たり前ですが、土台が出来ていない状態で上のステージに駆り出されても、本来のゲームを楽しみ尽くすことは出来ないのです。
どうしてモンハンの話をしているのかと言うと、先日のレッスンのある出来事で、「やっぱり自分を成長させるには、基礎を固めて土台をしっかり作るのが大事!」と思った時に、ふと頭を過ぎったからなんですが…。
先日のペン字のレッスンで、生徒さんから、
「最初にやった『ショートコース』のテキストをもう一度やってもいいですか?」
という要望がありました。
当書道教室のペン字コースは、
体験レッスン(90分)を受けていただいた後に、
↓
漢字・ひらがなの基礎中の基礎を学べるショートコース(60分×全6回)を受講していただき、
↓
その後、基礎に加えて、バランス良い文章の書き方を学ぶ実用コース(60分×月2回)に進むのが通常の流れなのですが、
実用コースに入って数ヶ月経っているこの生徒さんは、ひらがなをもう一度徹底的に学びたいということで、一段階前に戻って、再度ショートコースのテキストに取り組むことにしました。
レッスンを継続していくのにあたって、新たな課題が見つかるということは、技術がかなり上がってきている証拠。自分のレベルが上がるに従って「もっとここをこうしたい…」というポイント(=アラ)が見えるようになってきます。
当教室では、基本のカリキュラムは用意していますが、生徒さんそれぞれのスピードで、各自が設定したゴールを目指すことを大事にしています。レッスン内容もその人に合わせてカスタマイズしていることが多いので、誰かと賞や段級を争うこともありませんし、隣の人や周りの人を見て「あの人は上手いけど私は…」などとあせる必要も全くありません。
この生徒さんは、モンハンに例えると、充分な装備と実力を身につけてから万全の体制で狩りに出かけたい!ということなので、その体制を整えるまでには多少時間はかかるかもしれませんが、これからの狩りはきっと楽しいものになる(=基礎固めによってレッスンの成果は必ず出る)はずです。
自分を成長させるための基礎固め、土台作りをするためには、
・目標を設定する(「基礎を固めた先に何をしたいか?どうなっていたいか?」を考える)
・正しい基礎を身につける(間違った型をひたすら100回繰り返すよりは、正しい型を10回やった方が身に付く)
・細く長くで構わないから、身につけた基礎を反復練習をする(型を体で覚える)
・基礎が無意識に出来るようになるまで(自転車に無意識で乗れるようになった感覚…になれたらシメたもの)
・基礎を身につけたと思っても、もっと良い方法があるはず!と常に模索する
…ということが大事だなぁと。自分への戒めも十二分に込めて。
先週公開された及川智恵さんのインタビュー企画「生き方辞典」。「読みました!」という声を多くいただきました。ありがとうございます。
あんなに「会社が嫌だ」「逃げたい」「つらい」と連呼していたのに、意外と元会社関係の方々の反応が多かったりして、正直驚いております。今も気にかけていただいて嬉しいです。
「会社を辞める決断するまでの1週間」が結構大きくフォーカスされていますが、自分でも記事を読み直している中で、具体的にこの1週間をどのように過ごしたのか思い出してきたので、振り返ってみます。
以下、だいたい時系列順です。
自分が切羽詰まっている状況に思い出したのが、仕事をしている自分とは全く違う視点から見て「人から自分がどう見えているか?」ということだったような気がします。どうしてもこういう時は、自分のダメさ加減を責めて視野も狭くなりがち。なので、過去を振り返りながら「自分の良いところ探し」のようなことをしていました。だいぶ、現実逃避的ではありますが…。
その時にふと思い出したのが、数年前にグループ展に出品した作品を見た方に「これ仕事にしたらいいのに!」と言われたことや、実生活で字を褒められたり何かと役立つ機会が多かったことなど。なぜか書道に関することがほとんどでした。
また、インタビューにもあった、好きなことを仕事をしている方々との出会いや知人の死など、「自分の年齢」と「年齢に合った生き方」みたいなものを何となく天秤にかけていたのもこの時期です。
ほぼ時を同じくして始めたのがSNS。自分の創作意欲がむくむくと湧いてきていた時期で、見ず知らずの人が作品を見たらどんな反応をするのかしら?という興味が出てきたのと、作品をアップしてみたら?という勧めもあり、TwitterとFacebookのアカウントを取りました。
当時は書道で仕事もしていなかったし、作品を見てもらう人と言えば、グループ展にいらっしゃった方以外は特になかった状況。でも、この前の年に、当時勤めていた会社で作品を展示する機会があり、色んな評価をいただいたのが面白かった…というのも、SNSを始めたきっかけになっていたかもしれません。
この頃、仕事がクソ忙しい時期だったのですが、週末に旅行に出かけています。確か1泊2日くらい。小高い山を登って、近隣の神社仏閣を訪ねる以外は、古民家の宿で畳に寝そべりながらただひたすら「ぼーっと」して、美味しいご飯とお酒を楽しんでいました。本当に頭がからっぽになりました。
旅行からの帰路、普通は「リフレッシュ出来たから、明日から仕事を頑張るぞ!」とか「会社行くのしんどいなぁ…」となるんでしょうが、からっぽになった頭の中に最初に入ってきたのが「もしかして、書道を通じて嬉しかったことや役立ったことって仕事になるのかなぁ?」ということ。帰路もケータイで何かしらリサーチしてたような。すぐに頭の中でシミュレーションが始まりました。
「これ仕事にしたらいいのに!」と言われた当時、「いやいや、仕事だなんて…」と思ったまま数年寝かせていたことが、このタイミングで日の目を見ることになるとは…。
書道を仕事にするからには「続ける」ことが前提なので、この3つは考えながらリサーチ&生活シミュレーションをしました。この時に、会社をスパッと辞めて専門学校に1年通ってから始めたら出来るかもしれない…!という目途が何となく立ったような。でも、今思うとかなり雑なシミュレーションです。会社辞めたいから、そっちの方に寄せた、都合の良い解釈が多々(苦笑)
3つのうち「極端にどれかが突出している」とか「極端に不足しているものを補完できる術がない」という状況だと、勢い良く始めても、途中でポキンと折れてしまうかもしれない…と思っていました。お金がなくても、気力と体力で乗り越えられるということもあると思うのですが、私は3つのバランスを考慮しました。
こればっかりは、たらればの話になりますが、私の場合は、あと10年遅かったら、体力と気力が持たずにキャリアチェンジ出来なかったかもしれないなぁ…と、ぼんやり思ったりします。
最終的には「まぁ、考えてばかりいてもしょうがないし、あとは学校に通いながら決めればいっか!」という、根拠のない自信で腹を括って、会社を辞めることにしました。
以上、ここまでで、だいたい1週間です。
会社を辞めて書道の仕事をするという話を周囲にした時は、そもそも書道をしていることを知らない人が大半だったので「ぽかーん…」とされたことが多かったのですが、書道をしていることを知っている人からは、
・その方が向いている気がする
・今がしんどそうだったから、女性らしさがある仕事でかえっていいかも
・ほらね
など、大して驚きもなく、意外にも「まぁ、そうだろうね」という反応でした。こういう反応があったのは本当に有難いことなのですが、これも「何とかなるんじゃない?」という根拠のない自信に(良い意味で)さらに輪がかかっている要因だったりしますし、今もしんどいことは多々ありますが、仕事をしていく上での大きなモチベーションになっています。
出来事の一つ一つは体に衝撃が走るほどの大きなことではないけれど、それを拾うかスルーするかで道が分かれていたように思います。
こうやって振り返ると、誰にも相談せずに一人で決めたのは確かにそうなのですが、その伏線として、色んな人や出来事が関わっているおかげで今があるなぁ…と、本当に感謝しています。
が、このやり方はオススメできるものではありません。だいたい生活シミュレーションが相当雑だし、家庭がある人は様々な要因が絡まるでしょうし…。
実際にギアチェンジするタイミングは人によって全然違うと思います。私はたまたま40歳でしたが、20代かもしれないし、60代を過ぎてからやってくる人もいるかもしれない。また、会社にいながらにしてやれること、いっそのこと辞めてからやった方がいいこと、という選択肢もあると思います。
考え方や生き方が多様化している現代社会では、今の場所にとどまる選択以外にも、あらゆる可能性を消さずに別の選択肢も頭の片隅に少し置いておく、ということは大事なような気がしています。
そして、いざという時、論理的な部分だけに頼らず、気持ちや直観で「エイヤ!」で物事を決められる覚悟、気持ちの高ぶりを寝かせずに勢いを大事にして突き進む、ということがあっても良いのかもしれません。
【退】
私の場合は、今までの場所を退くことも、退路を断つことも大事だったんだと思います。
あるファッションライターが書いた、「40代が似合わないTシャツはコレ!失敗しがちな真夏の痛カジュアル5選」という記事で、痛カジュアルの代表選手として「ロックT」が挙げられていたことで、記事が炎上しました。
(今なら「ロックT 40代」で検索すると、まとめサイトや炎上の顛末も色々と見られます)
「ストーリー(想い)を着ている」
という点で共通していると感じたから。
私も、ファストファッションの服にも大変お世話になっていますが、これらの服でどれだけエピソードを語れるかというと、私はロックTや着物ほどは語れない。せめて、今年流行っているとか、好きな色だからとか、どこで買ったとか、値段が高い安いとか…同じ服を持っている人が共通して語れるエピソードが大半です。
ロックTは、それこそバンドに対する思いはもちろん、買った時のTシャツを見ると「あー、このツアーの時はあんなことがあったなぁ」というエピソードを思い出したり、単純にロックTを着ていると気分が上がるとか、好きな曲が頭で鳴るいう人も多いんじゃないでしょうか?
あとは、フェスなどに行くと、バンドTを着ていると「名刺代わり」にもなるという意味では、責任感もある。(「あのバンドTを着ているファンのマナーが悪い=そのバンドのイメージが悪くなる」ということも往々にあったりするので…。)
実はこの辺りの気の持ち方は、着物を着る時も結構共通していたりします。
着物には、先述したように、元の持ち主の人のエピソードや想いも含めて着ることもあります。亡くなった祖母の着物だったりすると「おばあちゃんも喜んでいるだろうか?」と想いを馳せるだけではなく、その思いを今に受け継ぐ責任感に似たようなものを感じることもあります。
Twitter界隈を中心にこの記事が炎上したのは、ロックTの見た目云々の話だけではなく、ロックに対する想いを侮辱されてたまるかっ!という要素も多かったんじゃないかと勝手に思っています。(実際に、私もこのネタで一つブログ書いちゃってるし。)
ただ、この記事で擁護する点があるとすれば、良く巷でも言われる「年を経るにつれて、生き方や性格、品性が顔に出る」というのは確かにあると思っていて、40代にもなると、生き方や品性が着こなしに出るのはあるなぁと思っています。
4月に見かける新入社員のスーツ姿が「着られている」状態になっているのは、単純にサイズや見た目の新しさという問題だけではなく、新たな環境と、その時の自分が合致していないというのも大きくて、その環境を生きる心構えや生活に慣れるに従って、徐々に服も馴染んでくるものだと思っているのですが…。
生き方、性格なども含めて自分に自信が持てていないと、確かに、記事にあるように40代にロックTに限らず、着たいと思う服を着こなせなくなっていくのかもしれないなぁと。
自分が好きなものを自信を持って好きだと言えて、プラス、ロックが好きな人にとっては、ロックな心を持ち続けていられるか(!)が、ロックTを着こなすポイントなのかも。ロックTは見た目のインパクトがあるものも多いですから、ロックTのパワーに負けて「着られてしまわない」確固たる自分を持っていることが大事なのだろうなぁ。
私は70代とか80代に生きていたら、サラッとロックTを着こなしながら、筆持ってドッカーンと大きな字を書きまくっているおばあちゃんになっていたいなぁ。そんな書家がいたら面白いしカッコいい(笑)そのためには、心技体を鍛えて日々精進です。
「こんな雰囲気でお願いします」というオーダーをいただいて制作する筆文字ロゴと、展覧会や審査に向けた作品とでは、同じ「字を書く」作業でも、使う筋肉が全然違う。
今やっているのは後者。作品を書くのは、自分の感情を紙にぶつける作業だけど、私のように、昔から、
「まずは相手ありきで、人の話を聞いてから、最適解を見つける」
というのを基本として生きてきた人間にとっては、相手と自分に流れる空気の良さが大事で(ぎゃんぎゃん大声でやり合うのとかほんとに苦手)、自分の感情を出すことを忘れがちになるので、この作業がすこぶる苦手だ。
実は自分の中の10%くらいしか出せてないんじゃないか…と思うこともある。
それだけ、今まで自分の感情を蔑ろにしてきたのかもしれないなぁ(遠い目)。
今、作品作りに取り組んでいるテーマは、言葉も全体の雰囲気も、とんでもなく暗い。
SNSなどで見かけるキラキラポジティブな雰囲気などくそくらえ…くらいのネガティブさ(笑)
キッチンのシンクはキレイに洗ったけど、排水溝の奥を見ると、こんなところにヘドロがたっぷりと…という感じ。
感情を押し込めるのをやめる作業なので、書いていて変な汗をかく。
どれだけ自分は感情をこじらせてるんだ…と思うけど、こればかりは後戻り出来るわけでもないから、仕方がない。
ヘドロがキレイになって詰まりも取れたら、次のステージに行けるんだろう…と思って書き続けるのみ。
そろそろ光が見たいなぁ…。(←作品を完成させたい、切実。)